フィリピンの治安は実際どうなの?最新の治安事情と留学時の注意点を解説!
フィリピン留学を検討中の方向けに「フィリピンの治安」について紹介しています。留学生が気になるフィリピン全体の治安事情、日本人が多いセブ島やマニラの治安、被害に遭いやすい人から防止策まで詳しくご紹介した内容です。留学を迷っている方必見の内容ですので、ぜひご一読ください。
- 「フィリピン留学を考えているけど、治安は大丈夫なのかな…」と不安をお持ちの方はいませんか。日本は世界でもトップレベルの治安の良い国です。そのため日本に居るときと同じ感覚で生活をしていると、何かしらのトラブルに巻き込まれる可能性があります。とはいっても、具体的にどのようなことに気を付ければいいのかは分かりにくいですよね。
そこで今回は、フィリピンの治安事情被害に遭いやすい人とは、セブ島の治安、マニラの治安、治安は改善している、トラブルに合わないための対策の順に紹介します。フィリピン留学を検討している方向けに、実情から犯罪に巻き込まれないための注意点まで解説しているので、ぜひご一読ください。
Contents
フィリピンの治安事情
- まずはフィリピン全体の治安について最近の傾向をご紹介します。フィリピンは、20年ほど前は都市部でもドラッグや麻薬関連の事件が多く報道されている国でした。発展途上国ということもあり、多くの日本人は治安が悪いというイメージを持っているでしょう。しかし現在は大部分が改善されていますし、特に日本人の多いセブ島はリゾート地として世界的に人気を集めています。特にドゥテルテ大統領が就任してからは、政府の治安対策が一層強化されました。
ただし全てのエリアで必ずしも安全とは言い切れず、トラブルに遭ってしまう可能性もあるため、現地の最新情報を収集することが重要です。ここではフィリピンで比較的多く発生している犯罪の事例を紹介しますね。
スリや置き引き
最も多いのが「スリ」や「置き引き」といった軽犯罪の類です。日本では問題なくても、外国ではそれが犯罪者に狙われるスキになるので気を付けましょう。例えば日本ではズボンのポケットに財布を入れていても、基本的に盗られる心配はないと思います。しかしフィリピンで同じように歩いていると瞬時に盗難の被害に遭います。また飲食店や公共の場で荷物をテーブルに残して、トイレやレジに行くのも絶対にやめましょう。置き引き犯の格好の的になってしまいます。中には強引にバッグをひったくっていく犯人もいますので、外を歩いているときも一定の警戒心が必要です。タクシーなどでのぼったくり
タクシー乗車時に法外な料金を請求されるなどの、「ぼったくり」被害に遭う日本人が多く報告されています。例えば、空港に着いたばかりの日本人に対し、高額なタクシー料金を提示してくる、メーターが付いているにもかかわらず、メーターを動かさず料金を交渉してくるなどの荒手な方法をする運転手がいるので注意が必要です。最近は「Grab」という配車アプリが東南アジアを中心に普及しているので、利用するのもおすすめです。Grabを使えばスマートフォンのアプリ上で、タクシーを呼んで乗ることができます。またクレジットカードを事前に登録しておけば、アプリ内で決済が終わるので運転手と直接現金のやり取りをしなくて済みます。
詐欺
フィリピンでは詐欺の報告もされており、その多くが人の善意に付け込んで騙そうとしてくるタイプです。その中でも特に日本人が狙われやすい2つをご紹介しますね。トランプ詐欺
ショッピングセンターやカフェに1人でいるときに、馴れ馴れしく話しかけてきます。日本語を少し知っていたり、日本人の知り合いの話をして油断させます。そのうちに「自分はトランプが好きだから、カードゲームをやらないか?」と持ちかけてきます。ポーカーなどに発展し、最初は少額でいいからとお金を賭けて楽しもうと誘惑してきます。実際に最初は勝つのですが、掛け金がだんだんと大きくしていき、最終的には大敗してしまい、法外な金額を払えと迫ってきます。これが「トランプ詐欺」です。現金を持っていなくても、スマートフォンやクレジットカード、時計など換金できるものは全て置いて行けと脅迫されるパターンが多いそうです。
寸借詐欺(すんしゃくさぎ)
「寸借詐欺」とは、「財布を盗まれた」とか「カバンを切られてお金も携帯電話も盗まれた」とかと嘘を付いて、お金をせびってくる詐欺です。現地のフィリピン人だけでなく、見た目も普通なヨーロッパ人による犯行も多く報告されています。日本人は優しくお金をくれるという印象が外国人の間で根付いているため、日本人をターゲットにしているとのことです。本当に困っている人の場合も否定できないので、見た目や話しぶりでは判断できませんが、基本的にすべてのケースにおいて毅然とした態度ではっきりと断りましょう。たとえフィリピンで知り合った日本人に話かけられても注意が必要です。実際に、フィリピン在住の日本人によつ殺人事件も発生しています。同じ国の人物だからと言って簡単に信用しないように気を付けてください。どういった日本人が被害に遭ってしまうのか
ここでは上で紹介した犯罪に遭いやすい日本人の特徴をご紹介します。金目の物を身に着けている
- 明らかに金目の物を身に着けている人は圧倒的に狙われやすいです。例えば、ネックレスやピアス、高級ブランドの財布を持っている女性などは特に注意が必要です。アクセサリーを強引にむしり取られた被害や、奪うために容赦なく襲いかかってくる凶悪なケースも過去にはありました。不必要に着飾ったり、お金を持っていると思われるような格好は控えるようにしましょう。
警戒心がなく無防備
日本は平和な国で治安が良いので、ほとんどの日本人が平和ボケしてしまっています。海外に行った際は、「日本の常識は世界の非常識」であることを認識するのが大切です。無防備におしりのポケットに財布やスマートフォンを入れたりすることは絶対にやめましょう。スリに狙われたり、ターゲットにされ後を付けられた挙句、ATMで金を引き出せと脅された人も中にはいるほどです。そもそも日本人というだけで「裕福でお金を持っている人種」と誤解されやすいので、性別にかかわらず警戒心を持って行動するように意識しましょう。気になるセブ島の治安
異国の地で同じ日本人に会うと、日本人という理由だけで安心し、気を抜いてしまう人が多いです。しかし、日本人だからと言って全員が善人ではありません。信じがたい事実ですが、フィリピンでは、現地在住の日本人がフィリピン人に殺害を依頼する事件が今までに多く発生しています。1か月の観光ビザで行く場合
リゾート地としても世界的に有名な「セブ島」と治安はどうでしょうか。危険度は中:注意が必要
- セブ島は、特に治安の悪いフィリピン南部のミンダナオ島などに比べると、治安が良い地域です。しかし外務省の海外安全ホームページによると、セブ島の治安レベルは「注意が必要」と評価されています。
セブ島には、
◆外国人観光客が多いエリア
◆海外駐在中の外国人が多く働くオフィス街
◆有名企業や有名ホテルが立ち並ぶ通り
などがあり、そういった場所では危険な目に遭う可能性は限りなく低いです。
比較的安全だと思われているセブ島でも、
◆日本人留学生を狙ったタクシー運転手による性犯罪
◆酔っ払い同士のいざこざ
◆日本人による日本人相手の詐欺
などの事件が多く報告されています。特に夜間になると人が減り犯罪が起きやすい環境になるので、単独行動はなるべく控えるようにしましょう。
マニラの治安
マニラはフィリピンの首都ですが、治安は良いのでしょうか。危険度は大:十分な注意が必要
- 首都のマニラは、現在進行形で著しい発展を続けている都会です。しかしフィリピンの中でも犯罪や事件が多発しており、渡航する際は「特に注意が必要」な危険度が高い地域の1つです。マニラは人口も多くさまざまな区域に分かれているので、治安を語る際も一概には言えません。それゆえ危険な地域と安全な地域が分かれているので、土地勘が必要ですし、常に現地の最新情報を集めることが重要です。外国人が多く暮らしている「マカティ」は安全なエリアとして知られています。
フィリピンに留学しても大丈夫?
ここまでフィリピンの治安における危険な面を紹介してきましたが、実際問題としてフィリピンへの留学は大丈夫なのでしょうか。留学という面にフォーカスしてお話しますね。フィリピンの語学学校は治安の良い所にある
- 外国人留学生の集まる語学学校は治安が良い場所にあることがほとんです。そうでないと外国からのお客さんを集客できないですよね。したがって学校の敷地内や学校周辺では、身の危険を感じることはないでしょう。
監視体制が引かれ監視カメラも付いている
語学学校の多くが、学校運営による寮を学校の敷地内に保有しています。そして24時間体制で警備員が配備されていたり、監視カメラが至る所に設置されていたりと、監視体制も万全です。男子寮と女子寮の行き来や、外出に対する門限も吉しくチェックされているので、学校内にいる間は日本と同じように安心して生活できます。入学の際にオリエンテーションなどで注意を促すアナウンスが実施されてる
基本的に全ての語学学校で、入学時におけるオリエンテーションで治安情報をシェアしています。◆特に注意が必要なエリア
◆危険な時間帯
◆最新の事件発生情報
◆制限および禁止されている行為
などの紹介があるため、しっかりと頭の中に入れておきましょう。学校によっては信頼できるタクシーを呼んでくれたり、送迎を手配してくれたりと安全対策を行っているところもあるので、渡航前の学校選びの際には1度チェックしておくのもおススメです。
トラブルに遭わないための対策
現地の安全情報を知っていることが前提ですが、そのうえでさらにトラブルを回避するための防止策を4つご紹介します。アクセサリーや派手な格好は控える
- 何と言っても、まずは不必要に派手な格好はしないことです。観光客もしくは、土地に慣れていない留学生だと分かった時点で標的にされる可能性があるからです。ピアス1つとってもリスクが大きいので、大げさなくらいの警戒心を持つように気を付けてくださいね。
ジプニーには乗らない
「ジプニー(jeepny)」とは、フィリピン全土で普及している乗り合いのタクシーです。現地では「ジープニー」や「ジープ」とも呼ばれています。日常的にジプニーを利用しているフィリピン人でさえ、乗車中に被害に遭う事件が頻発しているので、利用は極力控えましょう。タクシーに乗ったら鍵を閉める
タクシーの中でも油断は禁物です。マニラやセブ島の安全な地域でも、信号待ちの交差点などで一瞬のスキをついて、タクシーのドアを開け荷物を強奪する事件が多発しています。運転手がカギをロックしてくれないことも多いので、タクシーに乗ったら自分で必ず確認する癖をつけましょう。強盗に遭ったら逆らわずに現金を差し出す
万が一、不幸にも強盗にあった場合は、決して逆らわずに現金を差し出してください。金目のものが目的なので、あきらめて持っているものを差し出せば走って逃走するパターンが多いです。特に凶器を持って脅された時は、絶対に抵抗などせずに荷物はあきらめます。強盗をするような人に常識的な道徳心はありません。思い通りにいかなければ平気で攻撃してきます。過去には財布を盗られそうになった韓国人留学生が、犯人に抵抗したために射殺されたケースもありました。
セブ島留学ならフィリピン留学センター
- 留学をするのであれば自力で手続きを行うのではなく、サポートをしてくれる会社を選ぶほうが効率的です。フィリピンに留学をするのであれば、「フィリピン留学センター」に相談をしてみてはいかがでしょうか?
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店舗情報
フィリピン留学センターは日本国内では東京本店の他に、大阪支社と名古屋支社があります。東京支店
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大阪府大阪市北区梅田2-6-20パシフィックマークス西梅田5F名古屋支店
愛知県名古屋市中区錦1-10-9 BFS伏見6Fフィリピン留学センターの特徴
フィリピン留学センターでは渡航前に英語のレッスンが無料で受けられたり、学校選びや学校への申し込みなどの手続きなど、留学のためのサポートを無料で行ってくれます。そのため、フィリピンへの留学実績は日本一となっています。お問い合わせ
留学にいくらかかるかの見積もりを無料でしてもらえるお問い合わせや、フィリピンに留学するための相談が出来る無料カウンセリングの予約はフィリピン留学センターのホームページから行う事ができます。また、フィリピン留学の説明会を定期的に行っているのですが、その予約もできます。
どんな学校に入学すればわからない、という人のためにホームページ上で学校診断もできるので、留学を考えている方は一度試されるとよいでしょう。
入学したい学校が決まっている場合は学校の申し込みをすることも可能です。