フィリピンでの携帯電話購入方法

現地の携帯があると便利

留学期間中、現地で使用できる携帯電話があると非常に便利です。とくに放課後や休日など、新しくできた現地の友だち（フィリピン人、韓国人などを含む）と連絡を取り合いたいときにとても重宝します。

その際、現地の携帯電話を購入することをおすすめします。長期の留学期間を検討されている方にとっては、その方がお得です！日本では2年など期間契約のものが主流ですが、フィリピンではプリペイド式のものが主流です。

DocomoとSmartの料金を比較

「DoCoMo」の携帯電話→フィリピン国内の携帯電話
音声通話発信　75円／分
テキスト（SMS）送信　100円／通

「SMART」の携帯電話→フィリピン国内の携帯電話
音声通話発信　約15円／分
テキスト（SMS）送信　約2円／通

もちろん使用頻度にもよりますが、DoCoMoで月間8,000円ほどの通話・通信料が必要なら、SMARTであれば月間1,500円ほどで済むイメージです。

現地での携帯電話購入方法

基本的には、「携帯電話本体の購入」「SIMカードの購入」「プリペイドカードの購入」の3ステップで、現地の携帯電話を使用できます。日本と手順が違うので一見複雑そうに感じますが、公的な書類を提示したり、また書類に記入したり必要もないので非常に簡単です。

携帯電話本体の購入

携帯電話本体については、各都市の代表的なショッピングモールに行けば、簡単に見つけることができます。安いものは2,000円程度から購入できます。

現地で購入できる携帯電話は一部の機種を除いて日本語表記がありませんので、どうしても日本語対応機種を使いたいという方は、アンドロイドやiPhoneなどのスマートフォン機種を購入するか、日本の通信会社から発売されているSIMフリーの携帯電話を購入するという手もあります。フィリピンの携帯電話（iPhone、Androidなどのスマートフォンを除く）は、日本と比べとてもシンプルです。コンパクトな機種もまだまだ主流です。なお、「電話」機能と「テキスト（SMS）」機能さえあれば日常の連絡には十分です。

SIMカードの購入

次に自分の希望する通信会社のSIMカードを購入します。SIMカードとは「電話番号が内蔵されたICカード」のことです。こちらも本体同様に代表的なショッピングモールなどで、100円程度で購入可能です。

SIMカードを周囲のカードから切り離して、携帯電話の中に差し込みます。

なお、選択できる通信会社としては「SMART」「GLOBE」「SUN」の3つがあります。SMART、GLOBEはともに業界大手で、通話エリアの広さと利用者数の多さに定評があります。一方のSUNは、使用できるエリアが都市部を中心に限られていますが、業界大手より通話・通信料は安くなります。同キャリア同士の割引などもありますので、まずは周囲の連絡を取りたい人たちにどのキャリアを使っているか相談してみてください。

プリペイドカードの購入

最後にSIMカードと同じ通信会社のプリペイドカードを購入します。プリペイドカードを購入することで、「通話・通信料」の先払いを行います。こちらは街中の至るところで購入可能で、200円程度から購入することができます。残高がなくなり次第、自分の使用量に合わせて追加で購入していくことになります。

プリペイドカード購入後は、プリペイドカードに記載されている手順に従うことになります。もしうまくできない場合は、ご購入した窓口の方に頼んでみてください。

もちろんSIMフリーの携帯電話も利用可能

SIMフリーの携帯電話を現在お持ちの方は、もちろん現地で利用することが可能です。その場合はフィリピンに到着して、SIMカードとプリペイドカードを購入すればすぐに利用することができます。ご自身がお持ちの携帯のSIMの型を事前にチェックしておくようにしましょう。
※お使いの機種によってはSIMフリーでも電波周波数が合わないケースもありますのでご注意下さい。