フィリピンの観光ビザを延長してみた!(2017年10月最新版)

フィリピンの食べ物、気候、人々に魅せられフィリピン滞在を延ばしたい方は、最初の観光ビザが切れる前に滞在延長の手続きをとらなければなりません。
今回はセブに滞在中の観光ビザを延長する手続きを徹底解説したいと思います!

※この情報は2017年10月時点の手続きを基にしています。

そもそも観光ビザって!?

そもそも観光ビザとはどれを指すのでしょうか?

日本とフィリピンは国家間で「VISA WAIVER (=ビザ免除)」協定を結んでいるため、渡航前にビザを申請する必要はありません!
パスポートを持って入国すると、入国審査の際にスタンプを押され、スタンプに「あなたは何日まで滞在できますよ」と書かれます。
入国日から30日間(入国日を1日として数えます)は、このスタンプがあれば滞在許可とみなされます。

ではこの30日を超えて滞在したいとき、どうするのか!というところですね。

観光ビザの延長に必要な書類

準備しなければいけない資料はこちら!

- パスポート
- 申請書 ※移民局でもらいます。
- 申請料 ※現金

たったこれだけ!写真が必要だったこともありますが、申請現在は必要ありませんでした。
(稀に提出を求められることがあるようですが、その際は同じJモール内に写真屋さんがあります。)
費用は、延長したい期間によって異なります。

どこで延長ができるの?

今回申請場所として利用したのはJセンターモール内にある移民局で手続きを行いました!
セブ市の中心にあるJセンターモールの2階の一角に入っています。

営業時間は月~金の平日朝8時-夕方6時です。ただし、申請は夕方5時で受付が終了しますので、余裕をもって向かいましょう!
めちゃくちゃ混むことで有名で、朝8時ピッタリに行ってもすでに10人ほどが手続きをしていました…。時間を無駄にしたくない方は朝早く、または月金を避けた週中に行くといいかもしれません。

フィリピン移民局はセブ近辺だとマクタン島にもオフィスがあります。

では早速申請!

受付で申請書をもらいます。

入ってすぐ右側に受付があるので、パスポートを見せ、観光ビザの延長目的であることを伝えましょう。「I would like to extend my visitor visa」といえばすぐに伝わります。

気のいいおじちゃんが座っていました(笑

申請書に記入

もらった申請書に記入します。下記のサンプルを参考にしてくださいね。

申請書を提出

記入が済んだら、一番奥のReleasing Counter(リリーシング・カウンター)に向かいます。誰もいなかったりしますが、いなかったら声をかけてください(笑
私の時は誰もいなかったので、声をかけたらReceiving Counter(手前の受け取りカウンター)から受け取ってくれました。

パスポートと申請書を提出します。

え、これでいいの?というくらいあっけなく、特に整理券などは渡されません!
「名前を呼ぶから座ってて」と言われ、ドキドキしながら待ちます…。
混んでいなかったので良かったですが、混んでいるときは時間つぶしに携帯などをいじっていると、うっかり名前を聞きそびれそうだな、と思います。。。

支払い

名前を呼ばれると、証明書(Certification)と支払い料金(Official Receipt)の書かれたレシートを渡されます。

レシートの費用を確認して、奥のCacherカウンター(支払いカウンター)に並びます。書類一式と費用をお支払いしたら、またしばらく待ちます。
ここで結構待たされます…。
人が多いようでしたら移民オフィスの目の前のカフェでお茶でも一杯いいかもしれませんね。

受取

やっと名前を呼ばれて受取!ちゃんと、Receiving Counter(受け取りカウンター)で受け取りました!
受け取ったパスポートに、延長シールが貼られていることを確認します。
このシールに書かれている日付まで、滞在が許可されています。

延長にかかる期間

延長にかかる期間は5~7営業日と”言われています”(笑
曖昧なところがフィリピンらしいと言いますか…。また、フィリピンは祝日も多く、予定外に時間がかかることもあります。

その間、パスポートは預けたままになります!
旅行の計画を立てていたり、何かパスポートが必要なことがあったりすると(まず、ないですが)困りますので、余裕をもって更新しましょう!
ぎりぎりの更新はお勧めしません!
ビザの切れる(入国から30日)よりも、1週間以上前に手続きを行いましょう!

ところでなんにでも裏技があるもので、、、パスポートを早く受け取る方法もあります。
Express Feeという優先対応費用P1000を支払うと、ほとんど即日〜2営業日ほどでパスポートを受け取ることができるそうです。希望する方は、申請書の提出時に、『Expressでお願いします』と伝えましょう。

もしも!オーバーステイしてしまったら

うっかり日付を間違えたり、忘れてしまったりしてオーバーステイ(違法滞在)してしまったら…。
まずはとにもかくにも移民局に行って、上記の手続きを取りましょう!

オーバーステイの罰金として1日あたり500ペソの支払いが必要になります。

\ この記事を監修した人 /

フィリピン留学センター スタッフ
東京オフィス
東京・大阪・名古屋にオフィスを構える、フィリピン専門の留学エージェント。累計5万人以上のサポート実績があり、初めての留学でも安心して任せられると高い評価を得ている。スタッフは定期的にフィリピン現地を訪問し、語学学校の授業内容、講師の質、食事、寮の環境などを細かくチェック。最新の現地情報をもとに、一人ひとりに最適な留学プランを提案しています。

まとめ

以上、フィリピン滞在に必要な観光ビザの延長方法について、詳しくご紹介しました!!
ビザはビザ、あなたの滞在を証明するものです。忘れずに手続きを行いましょう!