体験談Experiences
AELC 体験談4 12週間 (男性)
『自分に多くのことを気付かせてくれた3ヶ月間』
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お名前 鎌田 健太 様 (男性) 滞在都市 クラーク 学校 AELC 留学期間 12週間
- AELCでの留学生活について教えてください
私はこの3ヶ月間で数々の貴重な経験をすることができた。そして、その一つ一つが自分に多くのことを気付かせてくれた。
私がAELCに来た時、それまでの学生生活で学んできた英語の知識はほとんど忘れており、ほぼゼロからのスタートであった。しかし、ここの教師達はそれぞれの生徒のレベルに合った教材を用いて、一歩ずつ着実に成長させてくれた。それぞれの教師達が各々の得意分野を持っており、リスニングが苦手な生徒、TOEICのスコアアップを狙っている生徒、発音強化をしたいと思っている生徒など、多くのニーズに答えることのできる有能な教師達がここには揃っていた。</p>
また、教師達だけでなく、共に英語を学びに来た生徒達からも、毎日刺激をもらった。共に過ごす中で、初めて外国人の友達と呼べる存在ができたことに喜びを感じ、異なる文化、言語のもとで育ってきても、英語という言語が自分達に意思疎通の手助けをしてくれることを肌で感じ、英語を話せるようになりたいという思いを更に駆り立ててくれた。また、ここで出会った同世代くらいの韓国人の友人のほとんどが、次は英語圏でワーキングホリデーをするという計画を持っており、彼等にとって、英語を学ぶということは何も背伸びをして努力するものではなく、当たり前のことなのだなと教えられた。私がこれまで抱いていた「英語はそれを必要とする人だけが学べば良い」という考えを恥じると共に、生まれ育った国ではなく海外で生活をするという簡単ではない道をあえて選ぶ彼らのことを尊敬した。そしてまた、このAELCの周辺には多くのレジャー施設やショッピングモールなどがあるため、私はこの3ヶ月間を非常に快適に過ごすことができた。私は、授業終わりにはジムやマッサージに行ったり、週末はショッピングモールに映画を見に行ったりして気持ちを入れ替えながら毎週過ごすことができた。また、人生で初めてのウェイクボードも体験した。振り返ると、学校内での学習だけでなく、実際に人々との交流の中で、度々苦労しながらも自分のしたいことや思っていることを相手に伝える機会を持てたことは非常に有意義なものであったと思う。そういう点でも、この学校は非常に充実した日々を過ごすことのできる場所だったと思う。
最後に、この短いようであっという間だった3ヶ月間を思い起こしてみて、英語を学ぶということについて私が感じたことは、確かに英語を話せるからといって世界中の人々と話すことができるわけではないが、自分達日本人が日本という小さい国の中だけに留まっていることは、たくさんの可能性を無駄にしていると感じる。英語を学ぶということは、世界を知る手立てと成り得るし、同時に世界の中での日本という国を客観的に捉える手段とも成り得ると感じた。私はまだまだ英語を流暢に話すことも、聞き取ることもままならないが、いつか全く異なる国籍の人々と共に食事を交わしながら、互いの趣味のこと、家族のこと、それぞれの歴史や文化のことなどを英語で会話することができる日が来ることを願っている。