AELC体験談1　6週間　(女性)

『AELCの留学体験記』

お名前	SAORI　様　(女性)
滞在都市	クラーク
学校	AELC
留学期間	6週間

AELCでの留学はいかがでしたか？

はじめまして。Saoriと申します。
私は、平成25年7月下旬から8月末日までAELCで6週間お世話になりました。留学を決めた当初は、やや長いくらいかな？と思っていたのですが、今では、最低8週間くらいは滞在出来たら良かったな、もっと居たかったな、と少し後悔しています。他の生徒さんもおおよそ、「まだ滞在したいよ!帰りたくないよ!」と言いながら帰国されていました。これから留学を考えていらっしゃる方は、悔いの残らないように計画を立てて頂ければと思います。
さて、私がAELCを選んだのは、母が以前ここでお世話になっていたためで、私は肉親が通っていたという安心感から、ろくに事前情報を収集することなくAELCへの入校を決めました。しかし、留学を終えた今、私はAELCを紹介してくれた母に心から感謝しています。この6週間は、私の予想をはるかに上回る大変充実したものとなりました。

英語力は向上しましたか？

私は、ネイティブの先生とのマンツーマンクラスを1日5コマ･グループクラスを１日2コマ受けていました。イブニングクラス2コマにもほぼ参加するようにしていたため、学生の中ではかなり忙しい方だったのではないかと思います。クラスが多い分宿題も多いので、正直毎日へとへとでした。
ただ、個人的には、留学を真に有意義なものにしたいのであれば、マンツーマンクラスはできるだけ惜しまずにとる方が良いのではないかな、と思っています。

他のレビューでもたびたび書かれているように、先生方にはそれぞれ個性があり、それぞれレッスンのスタイルが異なっています。たとえば、ある先生は、学生がのびのびと英語を話せる環境を重視し、学生が話している間は口を出してきません。他方で、ある先生は、本格的に授業が始まる前のフリートークの時でさえ発音を注意してコンプリートセンテンスを言い直させます。また、ある先生は、発音よりも正確な文法を使って話すことを重視し、重要な細かい部分を指摘してきます。各スタイルにそれぞれ良い点と悪い点があり、それぞれの先生から学び取れることが異なっています。ですから、より多くの先生に自分の英語を聞いてもらって指導してもらう方が、AELCの環境をより効果的に利用することができると思います。

私は、たとえば1コマ目に発音に厳しい先生の授業を受けた後は、残りの4コマの授業の中で、注意された発音を意識的に改善させる、というように、それぞれの先生から学び取ったことを他の先生との授業で実践するようにしていました。これは、スピーキング力を向上させるのにすごく役だったのではないかと思っています。他国の友達をたくさん作りたくて積極的にお話しするようにしていた私にとって、コミュニケーションの前提として、正しい発音で正しい英語を伝える、ということは非常に重要な課題でした。こういった必要性に駆られると、授業へのやる気が違ってくると思います。

環境はどうでしたか？

寮の環境は、インターネットの写真で見るよりはもう少し汚いです（笑）。ただ、暮らすのには全く不自由しません。むしろ、東京で一人暮らしをしていた頃より良い暮らしをしていたと思います（笑）。非常に快適でした。
お洗濯は、色落ち等を多少心配していたのですが、毎回問題なくきれいに洗って頂きました。お部屋のお掃除もいつも丁寧です。私は虫が苦手なため、殺虫剤やら虫コナーズやらを大量に持って行ったのですが、虫よけスプレー（蚊対策）以外ほとんど使いませんでした。ただ、部屋で食べ物を食べた後は、きちんと処理する必要があります。一度蟻が出ました。

週末のアクティビティについて教えてください

私は滞在中、週末を利用して、ピナツボ火山、スービック、ハンドレッドアイランドという３か所の観光地に行ってみました。雨季にもかかわらず運良く天候に恵まれ、忘れられない思い出をたくさん作ることができました。どの観光地も素敵な場所でした。ただ、私が居た当時は、学校側は積極的には観光地への情報を提供しておらず、どのように行ったら良いのか、費用がいくらくらいかかるのか、といった情報を学生が取得しづらい状況にありました。しかし、マンツーマンクラスで先生に相談したり、オフィスのマネージャーさんに相談したりすると、みなさん信じられないくらい親切に助けて下さいます。私の場合、ツアーの予約から車の手配まで、何から何までお世話になりっぱなしでした。海外に不慣れな私が観光地を旅行して思い出をつくれたことは、一重に、助けて下さったAELCの皆さんのおかげです。

このように、観光地に行くこともアクティビティの一つではありますが、初めての留学だった私にとっては、たとえば、ジプニーに乗ってモールに行ってみたり、帰りのジプニーの乗り場が分からなくて心細くなったり、トライシクルのドライバーと値段交渉をしたり、朝の市場にマンゴーを買いに行ったり、市街で道に迷ったり、歓楽街に遊びに行って日本じゃ考えられない光景を目の当たりにしたり、学校のプールで友達に水泳を教えてみたり、といった日常的な事柄すべてが新鮮なアクティビティでした。マニラの郊外で退屈してしまうのでは？と心配されている方がいらっしゃるなら、個人的には、安心して頂いて大丈夫なんじゃないかな、と思います。